館内イベント

洗面器が太鼓に変身
2016年7月14日 14:00~
洗面器が太鼓に変身

場所:ハーウィル栗橋1Fロビー

今回、お越しいただいたのは、20年以上、さまざまな施設に訪問しボランティア活動をしている『栗橋花村連合会』のみなさま。栗橋近隣では有名な団体で、入居者の中にも以前に観たという方もちらほら。しかも民謡を聞かせてくれるだけではなく、参加者全員が洗面器を太鼓にして一緒に叩くというユニークなイベントスタイルが特徴なのです。

洗面器とバチはご用意いただけたのですが、太鼓が叩ける状態にセッティングする会場準備にスタッフは一苦労。椅子を二つ向き合わせるために、ハーウィル栗橋にある椅子という椅子をかき集めても足りず、最後は入居者の方のお部屋からお借りしたんですよ。当日も1Fロビーのソファーを動かし、なんとかきっちりと椅子を並べてセッティング完了(汗)。
『栗橋花村連合会』のみなさん
その会場に登場した『栗橋花村連合会』のみなさん。会主加藤大政さんを筆頭に7名で、中には90歳を超える方も!「南部俵積み唄」の合唱から始まり、数曲を披露いただいて、いよいよ入居者のみなさんの太鼓の出番になりました。
加藤さんは「洗面器を叩くと、脳梗塞が起こりません。右と左を一緒に叩けるのも素晴らしいですし、右と左がバラバラなのも味が出ていいんです」とのこと。入居者のみなさんは戸惑いながらも曲に合わせて、洗面器太鼓を打ちはじめました。
『栗橋花村連合会』のみなさん
リズムにのれない人、テンポが速すぎる人、ぐちゃぐちゃになってしまう人などさまざま。「個性的でOK!」という加藤さんの言葉に励まされ、みなさん頑張りました。
音楽にのって自由に太鼓を叩く
音楽にのって自由に太鼓を叩く
最初はまごまごしていましたが、徐々に打ち方に慣れて来て、良い味が出してきました。「太鼓なんてうるさくって、耳に悪いよ」とイベント開始前は乗り気ではなかった入居者の方もすっかり笑顔に。洗面器とはいえ、大人数で叩くとなかなかの迫力。
音楽にのって自由に太鼓を叩く
上手、下手関係なく、音楽にのって自由に太鼓を叩く爽快さをたっぷり堪能しました。
イベント終了後は、『栗橋花村連合会』を交えてのお茶会です。手作りデザートにこだわるスタッフは、朝から白玉粉をこねて、ゆでて、冷やして、抹茶ぜんざいを用意。うっかり抹茶入りの白玉粉を買ってしまったので、抹茶アイスと被ってしまったのです(笑)。でも、これが好評。暑い夏に熱く太鼓を叩いた後のクールダウンにはぴったりのスイーツでした。
クールダウンのスイーツ
同世代の栗橋花村連合会のみなさんともお喋りがはずみました。洗面器太鼓の経験で心も脳みそも活性化されました!これで夏を乗り切れそうです。
全員でパチリ!!

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