
お揃いのオレンジ色のウェアに赤いバンダナで登場したのは「バーバ・バンド」のみなさん。総勢10名という大所帯。キーボード、ハーモニカ、大正琴に三味線を抱えてやってきてくれました。「前回は2年前にお邪魔しました。覚えてる方はいらっしゃいますか?」と司会の方の質問に、会場に集まった皆さんの中から1、2名の手が上がりました。【前回はこちら→】

そして三味線の方は先月のイベントの「なっちゃんとゆかいな仲間」でもお越しいただいたばかり。
「バーバ・バンド」は全員が寅年生まれの同級生。今年で87歳です! 入居者のみなさんと同性代もしくはちょっぴりお姉様。「いろいろな施設を訪問してボランティア活動をしています」という自己紹介を聞いて、「すごい」「お元気ね〜」と会場から感心する声がもれます。

バーバ・バンドのみなさんの演奏と歌に合わせて、入居者のみなさんは手元に配られた歌詞カードを見ながら、一緒に歌っていきます。「春の小川」「荒城の月」「みかんの花の咲く丘」と春らしい歌が続きます。バーバ・バンドのこだわりは、前奏なし、1番と2番のみで間奏はありません。すぐに歌い出せて、スパっと終わるスタイルです。「歌い出しを間違えなくていい」「テンポよく次々歌えるから飽きない」となかなか好評です。

曲の間はおしゃべりタイム。「三段腹がなかなか落ちない」、「みんなで好きなことをしているのが元気の源」など同世代ならではの話題で盛り上がりました。

「知床旅情」「船頭小唄」「上を向いて歩こう」とおなじみの曲になると、入居者のみなさんも自然とリズムに合わせて体を揺らしたり、指揮の動きをしたりとノリノリ。最後は「ふるさと」を全員で歌いあげました。「みなさんの楽しんでいる雰囲気がとても素敵でした♪ 私たちも楽しかったです。また呼んでください」というお言葉をいただき終了しました。

新年度を迎えたハーウィル栗橋は、新しい仲間も加わり、賑やかにスタートしています!