館内イベント

元気な口元で素敵な笑顔に!
2013年10月10日(木)
元気な口元で素敵な笑顔に!場所:ハーウィル栗橋 セカンドキッチン

今回のイベントは、様々な施設を訪問し、口周りの筋肉や歯の健康維持についてレクチャーするボランティア活動をされている歯科衛生士の方をお迎えしました。「日常生活に簡単に取り入れられるノウハウをぜひ知りたい」と、ほとんどの入所者の方が参加しました。

元気なお口で素敵な笑顔!
口は「食べる」だけでなく、「話す」「呼吸する」「表情をつくる」という働きがあり、楽しく元気な生活を送るために重要な役割を果たしていのです。少し専門的な解説もありましたが、ハーウィル栗橋の入居者の方は関心を持って、真剣に耳を傾けていました。
歯ブラシの選び方も「シンプルで毛の量が多くなく、意外に安いものがいいんですよ」と聞き、みなさん「知らなかった!」と目からウロコ。そして、実際に配られたおせんべいやクッキーを食べてみて、どのように歯や入れ歯に汚れが付くのかを検証しながら、上手に汚れを取り除くブラッシングの指導を受けました。日頃から歯については、入れ歯が合わなくなって痛い、思うように噛めないなどで歯医者さんに通って苦労している方も多いので、ここぞとばかりに質問する方も。その度、大きな声で磨き方のコツをわかりやすくアドバイスしてくれました。
ブラッシング指導
今、ハーウィル栗橋には嚥下障害のある入居者の方はいませんが、口の筋肉が衰え、咀嚼機能が落ちて来ると、近い将来には嚥下障害が起きてくる危険性もあります。そこで、予防のために、口の筋肉を動かす運動を全員練習しました。舌を動かしたり、口の周りの筋肉をマッサージしたりするのがとても有効だそうです。そして、もし咀嚼機能が落ちて来ても、飲み物にとろみをつけることで、液体が食道をゆっくり流れ肺に飲み物が入ってしまうのを防げることも教えていただきました。いつまでも元気な口を保ち、美味しいものを自分の口で食べて、大きな口を開けて思い切り笑えるように、日頃から運動を取り入れたいとみなさん固く決意!たくさんの事を楽しむ学ぶことができる貴重な時間となりました。
嚥下体操
口の筋肉を動かす運動
ところで、最近のハーウィル栗橋でのブームは「ジグゾーパズル」。1Fのロビーに集まっては、みんなでワイワイと制作を続けているんですよ。先日はアメリカ地図を4日間で完成!現在はさらに難易度の高い1500ピースのヨーロッパの写真と格闘しているところ。パズルをしながら、ああでもないこうでもないと会話も弾んでいます。頭も指先も使うので、老化防止にもうってつけです!ハーウィル栗橋とハーウィルアシスト栗橋に入居されて間もない方もジグゾーパズル作りに参加するようになって「すっかり打ち解けました」と大喜び。いろいろな事に興味を持って生活を楽しむのはハーウィル栗橋のみなさんの得意技。このブーム、しばらく続きそうです。

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