館内イベント

三味線と小唄に心和む時間
2012年11月15日(木)
三味線と小唄に心和む時間 11月15日、ハーウィル栗橋の1階のロビーに、午後2時からはじめまるイベントを楽しみに、たくさんの入居者が集まりました。そこに現れたのが美しい着物姿のご婦人達。地元の三味線サークルで活動するみなさんは、介護施設などをボランティアで訪ね、日頃の練習の成果を披露することもあるそうです。今回は、ハーウィル栗橋に三味線を持ってやってきてくれました。
三味線と小唄の披露
早速、三味線の演奏に合わせて小唄の披露です。生の演奏にじっと聞き入る入所者の姿に、演奏されるみなさんもはじめは緊張気味の様子。いつもは三味線の師匠が一緒なのですが、今回はお弟子さんの3名だけだったのです。このイベントのために指折り数えて、練習してきてくれたそうです。「浅草まいり」、「さのさ」、「奴さん」など演奏が続くうちに、入所者の方も手拍子を取ったり、思わず一緒に口ずさんだり。徐々に会場もリラックスした雰囲気に包まれました。
そこで、「まつのき小唄」「祇園小唄」といった小唄の中でもポピュラーな曲を、入所者のみなさんも一緒に歌いました。「やっぱり生の演奏はいいわね~」「京都に住んでいた頃を思い出しました」「久しぶりに聞いたので、懐かしかった」と大喜び。1時間にわたり、11曲の演奏を無事に終え、「こんなに真剣に聞いていただけて感動しました。練習してきた甲斐があった!」と演奏されたみなさんもほっと肩を撫でおろしていました。
イベント終了後のお茶会は芋ようかんをいただきながらのお喋りタイム。演奏についての感想や、小唄にまつわる思い出話で盛り上がりました。笑みが絶えない楽しい時間を過ごし、入居者の表情もすっかり朗らかに! 寒さが厳しくなる季節を前に、心まで温まるひとときを過ごすことができました。
お茶会は芋ようかん

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