館内イベント

大興奮の4月でした!
2012年4月3日(火)、12(木)
大興奮の4月でした! 4月3日は、子育て支援センター「くぷる」にハーウィルフラワーリンガーズが招かれて、演奏会を行いました。 3回目となる今回もお子様とお母さんで会場は満員。
本当は満開のサクラを、窓の外に観ながら演奏を行う予定でしたが、まさかの暴風!それでも、「くぷる」のスタッフのみなさんが、紙で作った桜やこいのぼり、そして季節のお花で飾りつけ、春の雰囲気で迎えられました。
ハーウィルフラワーリンガーズ
「さくら」「エーデルワイス」「バラが咲いた」など、花にちなんだ曲をハンドベルで次々と演奏すると、みなさんは、美しい調べに聞き入ったり、大きな声で一緒に歌ったり。それぞれに楽しんでいました。

その他にも、小さなお子さんを飽きさせない演出が盛りだくさん。「働く車」では用意してきたお手製の車の絵をみせながら歌いました。「これは何の車か知っている?」と子供たちに問いかける度に、「ブルートーザー!」「救急車!!」と、元気のいい声が返ってきました。ハンドベルの体験もしていただき、子供たちは初めて触れるハンドベルに大はしゃぎ。イベント終了後のお母さんたちのアンケートには「子供たちの反応がすごい~」「毎回、楽しいので、上の兄弟もつれて参加しました」「演奏が素晴らしいだけでなく、おばあちゃまたちの、ハンドベルに対する熱意が素敵」と嬉しい感想がいっぱいでした。
4月12日には、ハーウィル栗橋のセカンドキッチンで月例イベントが開催されました。
彩蕎(さいきょう)一門会のみなさま
蕎麦打ちの実演
「彩蕎(さいきょう)一門会」のみなさまをお迎えし、蕎麦打ちの実演と、打ちたての蕎麦を味わう会です。蕎麦をこよなく愛し、手打ち蕎麦を通じて人の和を大きくする素蕎麦打ち勉強会を、児童養護施設や老人施設などでボランティア活動を続けていらっしゃいます。

この一門会のみなさんには蕎麦打ちの段位があり、厳しい認定試験よって、段位が与えられる仕組みです。
今回、お越しいただいたのは、日本でわずか数十名という4段の腕前をお持ちの樽見二三男さん、3段の松沼さんと細田さんを含め5名の方。

さっそく、手洗いから始まり、粉を測り、水をまぜ、粉を混ぜていきました。入居者の方は、はじめは座って見ていたのですが、次第に凝らえきれず立ち上がり、蕎麦打ちの周りを囲んでじっと見入ってしまいました。こだわりの材料や道具、打ち方の解説を聞きながら、蕎麦打ちの力強さにほれぼれ。
ゆで方もお蕎麦の美味しさを左右する重要なポイントなので、「彩蕎一門会」の方が担当されました。訪れる施設の厨房に入るために、樽見さんは「衛星管理者」の資格まで取られたというのです!細かな心配りに、入居者の方も感心するばかり。

お蕎麦がゆであがると、順番に試食がはじまりました。「こんなにツルっとしたお蕎麦は食べたことがない!」と、声があがりました。蕎麦つゆも、作って10日間寝かせたものをお持ちいただき「こんなに美味しいおつゆは初めて~」と大感激。普段は無口な方も「蕎麦を打っている真剣な姿に感動し、さらに打っていただいたお蕎麦をご馳走になるなんて、ほんとうになかなかないです。美味しさに感動しました」と、饒舌に感想を話されていました。蕎麦打ちの実演の凛とした姿に魅了され、おいしいお蕎麦を味わい、興奮のうちにイベントは終了しました。
蕎麦打ちの実演
お蕎麦のお味は?
その日以来、「生きているうちに、あの美味しいお蕎麦をもう一度食べたい」「おいしかったわね~」と、話題は続きました。蕎麦通の館長も「あんなに美味しい蕎麦は初めて食べた!」と大喜び。そんなあついラブコールで、「彩蕎一門会」のみなさんは、8月にも再びお越しいただくことになりました!丁寧で確かな腕と、こだわりの材料と道具。心をこめて打たれた素蕎麦は、ハーウィル栗橋に新たな風を吹き込んでくれました。

これまでのイベント