高齢者の運動機能が過去最高!スポーツ庁調査

スポーツ庁は、2016年10月10日に2015年度の「体力・運動能力調査」の結果を公表しました。
それによりますと、75歳以上の高齢者の体力や運動能力が過去最高の水準になったことがわかりました。
健康志向が高まり、運動を習慣づける高齢者が増えていることが背景にあるとしています。

 

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表1

 

併せて、高齢者の運動・スポーツ実施状況と体力・運動能力との関係についても発表されました。
それによりますと、新体力テストの合計点の平均について、過去に運動経験がある高齢者で現在も週1日以上運動している者は週1日未満の者に比べて男女とも3~4点高い結果となりました。
また、過去に運動経験がなしの場合でも同様に、現在週1日以上運動している者の方が週1日未満の者より3~4点高くなっており、過去に運動経験経験ありの場合とそれ程大きな差は見られませんでした。過去の運動経験にかかわらず、現在定期的に運動をしている高齢者の点数が高いことが分かりました。

 

 

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表2

また、高齢者にとっては、ロコモティブシンドローム(運動器症候群・・・運動器障害のため自立度が低下し介護が必要となる危険性の高い状態)などを予防し、自立して生活出来ることが重要となるため、ADLテストにおける「1時間以上歩く事ができるかどうか」と過去及び現在の運動の実施状況との関係を分析しました。

それによりますと、「1時間以上歩くことができる」とする者の割合は、過去に運動経験ありの場合週1日以上運動するものでは55.4%であるのに対し、週1日未満の者では37.5%となっており、17.9ポイントの差が見られました。また、過去運動経験なしでも、現在週1日以上運動している者の方が週1日未満よりも21.6ポイント高い53.2%となっており、過去運動経験ありの場合と大きな差は見られませんでした。

 

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表3

スポーツ庁は、運動を習慣づける高齢者が増えてきたことが背景にあるとしたうえで、「現在の運動の習慣が体力の維持により重要なことが示された。これまでスポーツから遠ざかっていた人も、ぜひ運動を始めて、健康の維持に努めてほしい」と話しています。

サービス付き高齢者向け住宅「ハーウィルシニアレジデンス」では、各ハーウィルにてスポーツクラブ「ティップネス」の講師を招いた体操教室や、柔道整復師が監修する体操教室など様々な健康プログラムを開催しています。

 

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単身、又は高齢者のみの生活に不安を感じた方は、ぜひお近くの「ハーウィルシニアレジデンス」までお気軽にお問い合わせください。ご見学など随時受け付けております。