
蒸し暑さが続く中、少しでも気分をリフレッシュしてもらえたらと、音楽イベントを開催。今回お越しいただいたのは、匠ボランティアのパンフルート演奏者の「パンおばさん」。
「パンフルート」は、長さの異なる複数の管を束ねた笛の一種で、南米や東欧などで古くから親しまれてきた伝統楽器です。日本ではあまりなじみがありませんが、素朴でやさしい音色が特徴で、聞く人の心にすっと溶け込むような響きを持っているんです。

演奏は「コンドルは飛んで行く」からスタート。透き通るような音色がリビングに広がると、皆さんも次第に音に身をゆだねるように聞き入っていました。続いて披露された「夏の思い出」や「ふるさと」などの名曲では、自然と一緒に口ずさむ方も多く、パンフルートの音色に合わせて懐かしい気持ちが広がっていったようです。

「初めて聴いた楽器だけど、なんだか懐かしい」「心が落ち着く音ね」と、入居者の方からも大評判。耳を澄ませて聴き入る、静かで温かいひととき。パンフルートが届けてくれたやさしい午後の時間を、ゆったりと楽しみました♪「パンおばさん」素晴らしい演奏をありがとうございました!