ハーウィル誕生秘話

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土地をご所有されているご夫妻より、アパート経営を、ある会社から提案されているのだけれど、どうしたものか?とご相談を受けました。内容をお伺いすると、土地の所在する場所は、駅からも離れていて、決して利便性の高い場所でもなく、提案の内容のようなファミリータイプのアパートを建てても、将来にわたり安定した入居者がいるのか疑問とのこと。しかし、提案者は、家賃保証をするから大丈夫と強気。土地をご所有されているご夫妻もちょっと信じられないようでした。

それから、何度かお話を伺ううちに、土地を活用するなら、何か皆様の役に立つことをしたい。ご夫妻は、そうおっしゃいました。私たちも、何か良い提案はできないかと、いろいろ考え、高齢者専用の賃貸住宅のご提案をするにいたりました。

2015年には、65歳以上の高齢者が人口の26%。核家族化が進むなか、独居の高齢者は20.9%に達しようとしています。そのような中、調べてみると、高齢者の方が安心して生活できる場所は、思った以上に実は少ないのです。頑張って生きてきた方が、生き生きと生活いただける場を提供できたら、きっと何か役に立てるのではないか。ご夫妻と私たちは、そう考えました。

方向性も決まり、詳細の計画に入ろうという時、思わぬ出来事が・・・

ご夫妻のご主人様が、末期の肺癌であることが診断され、入院。事業も中止に。
ご主人の病気の進行も早いと伺い、お体を心配する日が続くある日、病院に呼ばれ伺うと、お辛いご様子のご主人が、ベットに横たわっておりました。私たちが来たのに気付くと、最後の力を振り絞るように、ご主人が一言、一緒に立てた計画を、実行して欲しい!私たちにそう依頼されました。それから、数日後、ご主人は、治療のかいなく他界されてしまい、1か月ほどして、奥様も、後追うように他界されまてしまいました。仲の良いご夫妻だったのできっと二人でいつも一緒にいたかったのでしょう。

私たちは、ご夫妻からたくされた土地に、再び当初立てた計画を実行することにしました。

やさしいご夫妻の思いを引き継いで、何か皆様の役に立つことをしていかなければならない。

私たちは、そんな思いで事業をこれから創っていこうと思いました。

そのためには、事業に関わる人と私たち。そこで働く人と生活する人。全ての人が、温かい思い(heart)で調和(harmony)していくことが大事だと思います。私たちは、これからの未来(will)に向けて、そんな事業を創っていく意思(will)をこめて、この事業をharmony (調和)とwill(未来)からharwill(ハーウィル)としました。

私たちは、これから出会う皆様とともに、温かい未来を築いていきます。

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