健康的な暮らしのために

国内の死亡原因の25%が心疾患や脳血管疾患。
これら疾患と建物に実は関係がある。
高齢期にふさわしい家とは。
私たちは、健康的なくらしのために、
いつも何ができるか考えています。

主な死因別死亡数の割合(平成22年)

主な死因別死亡数の割合

国内における、死亡原因は、悪性新生物(癌)、心疾患、脳血管疾患55%に上ります。

悪性新生物による死亡は、男性は70代から、女性は60代から減少し、心疾患、脳血管疾患が除所に増える傾向にあります。

心疾患や脳血管疾患については、急激な温度変化によるヒートショックが原因でおこることも少なくありません。事実、心疾患の急性心筋梗塞症などは、冬に多い事が研究でも分かっています。

つまり、高齢期に増える、心疾患、脳血管疾患は、生活環境や生活の仕方から予防できることもあるということです。

性・年齢階級別にみた主な死因の構成割合(平成22年)

性・年齢階級別にみた主な死因の構成割合

平成22年人口動態統計月報年計(概数)の概況

温度変化によるヒートショックは、生活のいろいろな場面でおこります。

お風呂に入る時:冬などに、入浴するために、居室から脱衣所、浴室に移動すると、脱衣所や浴室が寒く感じたりすることがあります。このような、温度差。

入浴中:湯船から出る際の浴室の温度。

排泄時:居室からトイレに移動する際の温度差。

起床時:冬など、就寝する際にエアコンで調整されていた室温が、就寝時エアコンを消すことで、起床するころに 室温が変化し、布団からでると寒いと感じるような温度差。

外出時:建物内と外との温度差。

これら、温度差は、体に影響を与え急激な血圧の上昇を起こし、心疾患や脳血管疾患の原因となっています。

建物を高断熱し、空調を調整することで、建物内の温度差を少なくすることで、ヒートショックを予防することが出来ます。

また、高断熱の住宅に転居することで、健康が改善されることも研究されています。

高断熱住宅に転居後の健康改善率

■建物断熱性能の基準

告示の名称 住宅性能表示基準 等級
昭和55年告示    旧省エネ基準 2
平成4年告示    新省エネ基準 3
平成11年告示    次世代省エネ基準 4
平成21年告示    トップランナー基準 5

これまで平成4年以前に建てられたお住まいに生活されていた方が、断熱等級3・4の住宅に転居されると、気管支喘息やのどの痛みせきなどは50%前後の方に改善が見られます。

家庭での階段の上り下りや、床の段差によるつまづき、窓、ドアの開閉。日常生活での動作をともなうような事で、高齢になると不便を感じる人は多くいらっしゃると思いますが、住宅環境が、これほど健康に影響があると感じている人は少ないと思います。

若いころは、負担にならなかった事も高齢になると負担になることがあります。住環境は、年齢に合わせることが大切です。

ハーウィルシニアレジデンスは、全棟、「面構造」を基本にしたツーバイフォー工法の建物です。ツーバイフォー工法は「面と線」により6面体で、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。モノコック構造はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたものです。スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。また、モノコック構造のツーバイフォー住宅は断熱性や気密性に優れ、冷暖房効率が高いのも特徴です。

健康的なくらしのために、ハーウィルシニアレジデンスは、年齢に合わせた、住宅環境と生活サービスをご提供します。

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