
「今月のイベントにはフルートとバイオリンの奏者をお迎えします」と入居者のみなさんに事前にお知らせすると、「どんな感じかしら」「普通の恰好で参加していいの?」と興味津々。当日はたくさんの方が集まってくれました。
そこに登場したのはフルート&バイオリン奏者『剣母ユニット』のお二人。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を軽快に演奏。間近での生演奏に拍手が沸き起こります。お二人はお子さんの剣道教室の保護者同志で、そこで知り合ったのがきっかけでユニットを組み、今は介護施設などに出向いてボランティア活動をしているそうです。

「私たちのコンサートは歌ったり、リズムをとったりと、みなさんに参加していただくスタイルです。聞いてるだけでは眠くなってしまうので(笑)」という挨拶のあと、歌詞カードが配られました。「七月なので七夕さまから演奏します。歌える方は一緒に歌いましょう!」との声がけに、みなさん「笹の葉サラサラ〜♪」と声を合わせます。次の「浜辺の歌」もスラスラと歌います。さらに季節に合わせて海の歌を2曲続けて。「すごい声が出てます。素敵ですね」と剣母ユニットのお二人も、みなさんの歌声に感心していました。

その後は、イントロ演奏の曲名を当てるというクイズ形式の脳の活性化コーナー。おなじみのメロディなのですが、「歌詞が出てくるのに、タイトルが出てこない!」「あれっ!」「あの曲よ」と、みなさん答えを絞り出そうと一生懸命。そこに少しずつヒントが出されます。
「これは、みなさんが絶対に知ってるお花の曲です」というヒントに、館長が思わず「エーデルワイス!」と答えると、これが大正解! 「歌えるのに題名がわからない曲っていっぱいありますよね」とのフォローに、強く頷く入居者のみなさん。「脳トレで今日は10歳若返ったわ〜」と大いに盛り上がりました。

お二人の演奏に合わせ、皆さんが手拍子で参加するコーナーもありました。手拍子で曲のテンポが決まるので重責です!「憧れのハワイ航路」に続いて「365歩のマーチ」も元気いっぱいに手拍子をし、ノリノリの手拍子はだんだんハイペース気味になり、演奏のお二人が忙しそうでした(苦笑)。最後の「青い山脈」と「故郷」のでは、リラックスモードで、みなさんの歌声ものびのび&しっかり出ていました。「こんなにじっくり演奏を聞いて、積極的に参加してただけて感激です。みなさんから元気をいただきました」と剣母ユニットのお二人からも嬉しい感想をいただきました。
「生の音を近くで聞けて良かった」「ただ聞いてるだけじゃないので、眠くなる暇がなかった」と音楽好きなハーウィル北越谷のみなさんも納得の楽しいコンサートでした。
『剣母ユニット』さんのYouTubeチャンネルに当日のハーウィル北越谷コンサートの様子がアップされています。ぜひご覧ください♪
7月10日に定期の防災訓練を行いました。新しい入居者の方も、もしもの時に備えたいと参加して下さいました。火災発生時に降りてくる防火扉の開閉方法や、非常口も確認し、防災知識をクイズ形式で確認もしました。「煙が発生したらどういう行動をとる?」という質問には、「体を低くする」「布を口に当てる」と答えるみなさん。かなり合ってます! でも惜しい!”体を低くして、壁に伝わりながら避難。濡らした布で鼻と口にふさぐ”というのが正解です。万が一に備え、色々と確認できて良かったと、こちらも好評でした。