
今月のイベントは、埼玉素人落語協会の会長であり噺家の「三柳亭志ん柳」さんをお迎えしました。生の落語を聴けるとあって、多くの入居者の皆さんが集まりました。
高座に着物姿で登場した志ん柳さん。まずは自己紹介から。大学時代に落研に入り、それ以来ずっと落語を続けている大ベテランです。「三柳亭は“三流”という意味ではありませんよ!」の一言に、さっそく会場は笑いに包まれました。

一席目は「つる」。鳥の名前の由来を物知りに聞いた男が、友人に話すうちにどんどん話が変わっていき、間違って広まってしまうという噺です。ユーモラスなやりとりに、皆さんもすっかり落語の世界へ。くすくす笑いが絶えませんでした。

二席目は仲人を頼まれた男のお話。どうすればいいか分からず、またも物知りに相談して右往左往——という展開。会場は一層リラックスした雰囲気になり、笑い声も大きくなっていきました。「ちょっと色っぽい話でしたか?」と志ん柳さんが問いかけると、「もっと色っぽい噺がよかった!」との声も飛び出し、大爆笑に。声色や仕草を巧みに使い分ける芸に、皆さん大満足の様子でした。最後は文字遊びのクイズもありました。「またぜひ来てほしい!」という声がたくさん聞かれた、笑いあふれるひと時となりました。
さて、ハーウィル北越谷の近況ですが相変わらずオセロブームが続いています。2台のオセロ盤を使って、毎日2時間近くの真剣勝負。みなさん腕を上げてきているのですが……なんと先日、遠藤館長が参戦したところ、勝ってしまったそうです! 次はリベンジ戦になるかもしれませんね。