
さいたま市社会福祉協議会では、特技や経験を活かしてボランティア活動されている方々を「匠ボランティア」と呼んでいます。今月は、その「匠ボランティア」からお越しいただいた複音ハーモニカ奏者の方によるハーモニカ演奏会を行いました。演奏者はお一人でしたが、複数のハーモニカを使い分け、哀愁ただよう音色から胸に響く力強さまで、幅広い響きを聴かせてくれました。

曲目は「ふるさと」「古城」「川の流れのように」や「炭坑節」など、ジャンルを問わず様々な曲を演奏していただきました。耳なじみのある名曲では、自然と口ずさむ方や手拍子をする方も多く、また、演奏の迫力に圧倒される場面もあり、皆さんはハーモニカの演奏にすっかり魅了されたようです。曲の合間には、曲にまつわるエピソードやユーモアを交えたお話もあり、音楽とトークの両方で楽しませていただきました。
「この暑さでなかなか外に出られないけれど、近くで生演奏を聴けてうれしい」といった声もあり、皆さんにとって良い気分転換になったようです。最後は大きな拍手で締めくくられ、夏の思い出に残るイベントとなりました。まだまだ暑い日が続きますが、ハーモニカの音色に負けず元気に夏を乗り切っていきましょう!