
今月は、ハーモニカ演奏のイベントを開催しました。演奏してくださったのは、さいたま市社会福祉協議会の「匠ボランティア」として活動されている橋本さんです。
「川の流れのように」「りんご追分」など、美空ひばりさんの名曲を中心に、懐かしい音色をたくさん聴かせてくださいました。さらに「ふるさと」など誰もが口ずさめる曲もあり、会場は自然と笑顔でいっぱいに。

橋本さんは、入居者の方のリクエストに応じてその場で曲を選んで演奏してくださったり、合間には曲にまつわるお話やユーモアたっぷりのトークを交えてくださったりと、まるで小さなコンサートのような楽しい時間になりました♪
中でも特に印象的だったのは、ハーモニカが得意な入居者の方とのやりとりです。以前はご自身も施設でボランティア演奏をされていたそうで、この日をとても楽しみにしていたそうです。当日はマイハーモニカを持参し、曲によっては橋本さんと一緒に演奏する場面も!「今度一緒に演奏活動に行きたいね」なんて冗談交じりに話され、皆さんも笑顔で盛り上がっていました。

今回のイベントは、「生演奏を聴けると嬉しい」という入居者の方の声をきっかけに企画したものです。普段はなかなか聞くことのないハーモニカの音色に触れられて、皆さんにとっても心に残るひとときとなったようです。

最近のハーウィル中浦和では、ご退去により空室も出ていますが、入居者の皆さんからは「次はどんな方が入るのかしら?」「いい人が入ってくれるといいね」といった前向きなお声が聞かれます。変化を楽しみに思えるお気持ちが、とても素敵ですよね。そんな温かな空気の中で、音楽と交流を通じて笑顔があふれるひとときとなりました。