館内イベント

寒さに負けない元気の秘訣は!?
2013年2月14日(木)
寒さに負けない元気の秘訣は!? 2月に入っても厳しい寒さが続いていますが、ハーウィル栗橋の入居者のみなさんは元気いっぱい。風邪をひく人も、熱を出す人もいません!毎朝、9時になると全員が集まってラジオ体操。毎週水曜日にはソフトヨガで体を動かしています。外に出るのが辛いような寒い日には、館内をぐるぐるウォーキングして、日頃から健康維持への努力を続けているんです。そんなみなさんが楽しみにしている月に1度のイベントが2月14日に開催されました。
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今回は藤井和枝先生をお迎えしまた。藤井先生は声楽科を卒業し、現在この地域で4つのコーラスグループの指導をされ、音楽療法でさまざまな施設を訪問するボランティア活動も行っています。ハーウィル栗橋のキッチンスタッフが藤井先生からコーラスを習っているご縁でお越しいただきました。
音楽療法といっても難しいものではありません。藤井先生のピアノに合わせて、次々と童謡や唱歌を歌うプログラム。事前に先生から曲名を伺い、しっかり歌詞カードを準備。「トロイカ」「ペチカ」「雪の降る街」など、季節に合った曲ばかりを、大きな声で歌っていきました。この音楽療法のポイントは流れに任せて進めること。「私も歌いたくなったわ」という入所者の方がいれば、「どうぞ~」とアカペラで演歌が披露され、「先生の歌も聞きたい」というリクエストがあれば、藤井先生も快く弾き語りを聞かせてくれました。「さすがに違う」「もっと聞きたい」と入居者のみなさんも聞き惚れる程の美声でした。自由な雰囲気の中で、普段は人前に出たがらない入居者の方も「一人じゃなければ……」と、もう一人の入居者の方と2名で歌を聞かせてくれました。
ただ歌うだけではなく「春よ来い」では「『た』を抜いて歌いましょう」と藤井先生。やってみると意外と難しく、思わず「春がきーた♪」と歌ってしまう人もチラホラ。その度にクスクスと笑い声が漏れていました。音楽療法はみなさんの元気や積極性を引き出す効果があったようで、藤井先生も「みなさんに楽しんでいただけて嬉しかったです」と笑顔でした。

恒例のお茶会ではシュークリームを食べながら、おしゃべりに花が咲きました。今月は90歳になった入居者の方の誕生会も。「こんなふうにお祝いしてもらえて、本当に嬉しい!」と大感激。実は、一昨年大腿骨骨折をし、その後リハビリで復活した頑張り屋さんです。プレゼントの靴下が「とってもステキで温かい」と翌日も嬉しそうにお話されていました。

これからもみなさんにお元気でいてほしいと、スタッフ達も「美木良介のロングブレスダイエットはどうかな?」「カーヴィーダンスにも入居者の方は興味津々みたい」と次の秘策を考えているところなんですよ。 そして、寒くて空気が澄んでいるとハーウィル栗橋からは富士山がキレイに見えるんです。これを眺めることもみなさんの元気の秘訣のひとつなのでしょう。
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