
ハーウィルでは、毎年「春」と「秋」の年2回、消防訓練を行っています。今回は秋の消防訓練として、入居者の皆さんと一緒に、実践的な訓練を実施しました。
まずリビングで、火災や災害時の通報の仕方、避難のポイント、日頃からできる備えについてのお話を消防署の方から説明を受けました。皆さんとても真剣な表情で耳を傾けてくださり、改めて防災への意識を深めていただけたようです。

その後は、実際の避難経路を使って外へ避難する訓練を実施。シルバーカーを利用される方やゆっくり歩かれる方もいらっしゃる中、スタッフも「訓練とはいえ本番のつもりで」、慌てず落ち着いた誘導を心がけました。安全に避難していただくための声かけや動線確認など、真剣な気持ちで取り組みました。

避難完了後は、駐車場にて消防署からお借りした訓練用の水消火器を使い、消火器の使い方の説明と消火体験を行いました。実際に操作しながら確認していただくことで、「いざという時には自分でも消火できる」という安心感を持っていただけたようです。

参加された皆さんからは、「訓練をしておくと避難経路がわかって安心」「消防車も来て、本番みたいでドキドキした」「実際に119番通報しているのが本格的!」「水消火器を使えて良い体験になった」
「火事を起こさないよう、普段から気をつけようと思う」など、多くの声が寄せられました。
最後は消防車の前で皆さんと一緒に敬礼して記念撮影。緊張の中にも笑顔があふれ、安心と学びの両方を感じられる、充実した一日となりました。


